滋賀県広域スポーツセンター  ニュースポーツルール集

   アルティメット   場所:屋内・外 人数:2〜10人


◆ アルティメットをする前に

 
1967年にアメリカ・コロンビア高校で考案されました。フライングディスクをバスケットボールのようにパスしあい、アメリカン・フットボールのようにエンドゾーンにディスクを持ち込めば得点とし、その得点を競うゲームです。また、このゲームの特徴は身体接触が一切禁止されている点と、審判をおかずに選手同士が自ら試合を運営する点です。


用 具

*フライング・ディスク 1枚 (直径27.5p 重量165g)

場 所 ・ コ ー ト

下図の通り

 

ゲ ー ム の 進 め 方

(1) 各7人の選手から2チームが、コート内でゲームを行う。

(2) ゲームを始める前に、攻撃か守備かを両チームのキャプテンがディスクをトスして決め、守備側のチームは守るべきエンドゾーンから相手チームの陣地に向かってディスクを投げて試合を始める。

(3) ディスクを保持しているチーム(攻撃側)は、味方同士ディスクをパスしながら、相手ゴールに向けて攻めていく。

(4) 守備側のチームは、攻撃側のパスをカット、またはキャッチし攻撃権を奪うことができたら、その時点で攻守交替する。

(5) エンドゾーンにいる味方の選手にパスが成功したり、相手側のパスをエンドゾーン内でインターセプトした場合は、得点となり1点が与えられる。得点後は、攻撃サイドを替えて得点したチームが、ゴールライン上からスロー・オフしてゲームを再開する。



ル ー ル

(1) 選手はスローオフされるまでゴールラインを越えてはならないが、スローオフ後ならばどこに動いてもかまわない。

(2) ディスクを手にした選手は、その場から一歩も動けないが、片足を軸とし、どの方向にも身体を回転させるピボットのみ使える。

(3) 守備側のチームは、相手選手の軸足から3m以内に1人だけマークできる。2名以上が3m以内にマークすると、ダブルチームという反則になる。

(4) ディスクがサイドラインやエンドラインを直接通過した時、最後にプレイした選手の相手チームの選手がスロー・インをする。スローインから直接には得点できない。

(5) パスが不成功に終わったり、相手側にインターセプトされたり、ファールを犯したりすると攻撃権は相手に移る。これをターンオーバと呼ぶ。主なターンオーバは下記の場合である。

@守備側のチームがパスをインターセプトしたとき。
A攻撃側のチームがディスクをキャッチし損ねたとき。
Bディスクがアウト・オブ・バウンズになったとき。
Cディスクを保持して歩いたり、走ったりしたとき。
Dディスクを保持してサイドラインやエンドラインを踏んだり、踏み越したとき。
Eディスクを10秒以上保持したとき。
F守備側の選手がパスをたたき落としたとき。

(6) パスされたディスクが地面やゲームフィールドのものに触れないで、選手がフィールド内でキャッチすれば、プレーが続行する。

(7) 次の反則があったとき相手チームにフリー・スローが与えられる。

1ディスクを保持している選手への身体接触をしたとき。
2相手選手の動きを故意に妨害する動きやポジションをとって相手選手に身体接触を起こさせようとしたとき。

(8) 選手は21人までベンチ入りできるが、得点時のみ選手の交替ができる。また、何人交替してもよい。


勝 敗 の 判 定

*1ゲームは、21点先取したチームが勝者である。20対20の同点の場合は延長となり2点差をつけたチーム、もしくは先に25点を獲得したチームの勝ちとなる。

*一方のチームが11点を先取した時点で、10分間のハーフタイムとなる。


ち ょ っ と ひ と こ と

*激しいゲームなので、時間制でしたり得点を低くすることも考えられます。

体育館等でも、コートの広さを変えて楽しむことができます。





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