滋賀県広域スポーツセンター  ニュースポーツルール集

 ゲートボール  ゲートボール  場所:屋内・外 人数:5人対5人


◆ ゲートボールをする前に

 
ゲートボールは、以前はオリンピックでも行われていた「クロケット」を原形にして、日本で創案されたスポーツです。ボールをスティックで打ち、3つのゲートを定められた順序で通過させ、ゴールポールに当てるというボールゲームです。また、チームで行うことによって、さまざまな技術や作戦が必要となり、かなり高いレベルの頭脳プレイが楽しめるスポーツです。


用 具

*スティック
*ボール
*ゲート
*ゴールポール 


場 所 ・ コ ー ト

コート内は一様に凹凸のないフラットな状態にすること

 

ゲ ー ム の 進 め 方

(1) 両チームの先攻、後攻を決める。先攻のチームは、「1,3,5,7,9」の奇数の打順となり、後攻のチームは「2,4,6,8,10」の偶数の打順で、自分の打順と同じ番号のボールを持つ。

(2) 主審の「打者プレイの通告」にしたがって、スタートライン上に自分のボールを置き、第1ゲートをめがけてスティックで打つ。

(3) 第1ゲートを通過することができなかったり、通過してもコート外にボールが出たときは、通過とは認められず、次の打順で再びスタートラインから打つことになる。

(4) ゲートを正しく通過したとき、タッチ(自分のボールがコート内の他のプレーヤーのボールに当てること)したときは、続けてもう一度のボールを打てる。(ただし、タッチの場合は、スパーク打撃をおこなってから)

(5) スパーク打撃
タッチしたとき、自分のボールと相手のボールがともにコート内にある場合にはスパーク打撃ができる。
 スパーク打撃の仕方
 @当てた相手のボールを拾う。 
 A自分のボールが停止した位置で自分のボールを踏む。
 B自分のボールに相手のボールを接触するようにおく。
 Cスティックヘッドで、自分のボールを打つ。
1度の打撃で、複数のボールとタッチしたときは、当たった順にスパーク打撃をする。

(6) 自分のボールがコート外に出た場合は、次の打順になったときに、コート内に入れる。ただし、ゲートの通過や、他のプレーヤーのボールに当ててはいけない。

(7) ゲートを正しい順序で通過するたびに1点、3つのゲート通過後にゴールポールに当てたら2点が与えられる。

(8) ゲームの終了
 @ゲームは、片方のチームの5人総てのプレーヤーが上がった場合。
 Aゲーム開始から30分経過した場合。


ル ー ル (主な反則とその処置)

(1) 2度打ちや、スティックでボールを押し進める打ち方をしたときは、反則となり、自分のボールを元の位置に戻し、その回の打撃権利を失う。

(2) 空振りは、打撃したものとみなす。

(3) 移動中のボールに触ったときは、反則となり、打撃したときの位置に最も近いラインの外に出す。

(4) 1回の連続したプレイ中に1度タッチしたボールにもう1度当たったときは、反則となり、自分のボールは2度目にタッチした位置に最も近いコートの外に出す。当てられたボールは、元の場所に戻し、その回の打撃権利を失う。

(5) スパーク打撃のとき、ボールを踏んでいる足をボールから離したら、反則となり、相手のボールを元の位置に戻し、その回の打撃権利を失う。

(6) スパーク打撃をしても、相手のボールが10cm以上移動しなかったとき、自分のボールは最も近いコートの外に出す。その回の打撃権利を失う。


ち ょ っ と ひ と こ と

*スティックヘッドが目標と自分のボールを結ぶ線と一直線になるようにして打ちます。

*スティックヘッドがボールに当たるまで目をはなさないようにしましょう。


                               《公式ゲートボール競技規則1998より》



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