滋賀県広域スポーツセンター  ニュースポーツルール集

 ユニバーサルホッケー  ユニバーサルホッケー  場所:屋内・外 人数:6人対6人


◆ ユニバーサルホッケーをする前に

 
ユニバーサルホッケーは、Universal(誰でも)とHockeyを組み合わせた造語(略;ユニホッケー)で、「いつでも、どこでも、誰でもできる」スポーツとして愛好されることを期待して名付けられた、新しいタイプのホッケーです。6名ずつの2チームがプラスチック製のスティックで1個のボールを取り合い、相手方のゴールに数多くのボールを入れた方が勝ちとなるゲームです。
 アイスホッケーやフィールドホッケーなど他のホッケーに比べ、安全で簡易なので、年齢・性別を問わず幅広くプレーできるのが特徴です。


用 具

【ボール】 18個の孔の空いた空洞のイエローボール(周囲24p、重さ25g)
【スティック】 プラスティック製でオレンジとグリーンの2色
(長さは自分に適したものを選択できる 70〜100p 240〜300g)
【ゴールポスト】 幅100p、高さ90p、奥行50p
【フェンス】 縦横の境界線上に、それぞれ高さ25p〜30pのサイドフェンス及びエンドフェンスを置く。
(特になくてもよい)
 

場 所 ・ コ ー ト

体育館またはグラウンド
*コートは障害物のない長方形の平面であればよい。(体育館ならバスケットコートを利用するとよい)

 

ゲ ー ム の 進 め 方

(1) 1チーム6人で構成し、コートの中にはいる。(ゴールキーパーはおかない)

(2) 競技は各チームの代表1人がセンターサークル内に入り、フェイスオフを行い試合を開始する。フェイスオフは、自陣のゴールを背にしてセンターラインの中央に置かれたボールから、ブレードをそれぞれ30p離して床につけ、レフリーの合図で行う。フェイスオフを行ったプレイヤーは、他のプレイヤーがボールに触れるまでは再びボールに触れてはいけない。

(3) 得点は1ゴール1ポイント制で、相手側のゴールポスト内にボールが入ったときに与えられる。

(4) 得点後、および後半の競技再開のときは、フェイスオフでゲームを開始する。


ル ー ル

(1) 競技時間

・前、後半それぞれ10分間とし、ハーフタイムに2分間の休憩を設ける。
・同点の場合は、5分間の延長戦を行う。

(2) 認められる行為

・ボールを周囲の壁やフェンスに打ち付け、クッションボールを利用してプレイすること。
・フライングボールを手の平に当て、真下に落とすこと。
・床面のボールを足裏や足の側面で止めること。
・防御側プレイヤーが身体接触をせずに相手をブロックすること。

(3) 主な違反行為と罰則

@ 【キッキングザボール】 足でボールをパスする。
A 【ハイスティック】 スティックのブレードを膝より上に持ち上げたり振り上げたりする。
B 【スタンディングストローク】 寝そべったり膝を着いてボールを打つ。
C 【スローインザスティック】 スティックを投げる。
D 【ハッキングザホール】 高いボールをつかんだり、投げたり、たたき落としたりする。
E 【ダブルストローク】 フェイスオフの際、2度ボールに触れる。
F 【クラッシング】 選手のスティックを故意に打ったり、押さえたり、持ち上げたりする。
G 【チャージング】 選手を押しつけたり、つまずかせたり、蹴ったり、タックル等をする。
H 【ステップインオフェンス】 体の一部を相手チームのゴールエリアに踏み入れる。
I 【スティックインザゴール】 相手のゴールエリアにスティックを入れる。
 以上は、相手チームにフリーストロークを与える。

J 【ステップインディフェンス】 体の一部を味方チームのゴールエリアに踏み入れる。
K 【スティックインザゴール】 自分のゴールポストの中にスティックを入れて守る。
 以上は、相手チームにペナルティーストロークを与える。


ち ょ っ と ひ と こ と

*子どもから大人まで幅広く楽しめますが、初心者が競技する場合は、特にハイスティックに気をつけるようにしましょう。また、的確なショットによるパスワーク・頭脳的なチームプレーを心がけるとよいでしょう。

                                《日本フロアーボール連盟、競技規定より》



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