滋賀県広域スポーツセンター  ニュースポーツルール集

 ラージボール卓球  ラージボール卓球  場所:屋内 人数: 1人対1人 2人対2人


◆ ラージボール卓球をする前に

 
1988年に日本卓球協会が新しくルールを制定したもので、従来の卓球のイメージ を一新し、子どもから若者や高齢者までが気軽に楽しめるスポーツとして考案されました。
 ボールはひとまわり大きく、しかも軽くなり、ラケットのラバーの規制によって、従来の卓球よりも玉のスピードが出ません。ですから、だれもがラリーを長く続けることができます。
 服装や卓球台の色の制限が緩和され、ファッショナブルな服装で楽しめます。


用 具

【ボール】 直径44o、重さ2.2gのラージサイズでカラフルなイエローかオレンジの色とする。 
【ネット】 硬式の卓球ネットより2p高い17.25p
【ラケット】 大きさ、形、重さは自由であるが、本体は平坦で硬い木製とする。
ラバーは2o以下の1枚ラバーを表向きにしたソフトラバーで、スポンジの部分を含め3o以下のもの。
【テーブル】 テーブルの大きさは従来のものと全く同じであるが、上面の色は単一色で反射しないもの。
白、青、緑、ピンク、シルバーなどカラフルな色でもよい。

【服装】 競技にふさわしいものであればよいが、ボールと同色なものは除く。

場 所 ・ コ ー ト

長さ10m、幅5mを標準とする

ゲ ー ム の 進 め 方

(1) 1マッチは3ゲームとし、2ゲームを先に取った方が勝ちとなる。

(2) 1ゲームは9点先取により勝ちとする。

(3) サービスは2本交替とし、得点が8対8以後は1本交替で、2点連取により勝ちとする。

(4) 10対10になったときは、1点先取により勝ちとする。

(5) エンドは1ゲームごとに交替する。ゲームは1対1になった後の最終ゲームでは、どちらかの得点が4点になったとき行う。


ル ー ル

(1) サービスのやり方

・エンドライン後方50pに設けたサービスラインの後方に両足をおき、ラケットを持っていない方の手のひらの上にボールを乗せてからサービスをする。
・サービスはボールを16p以上投げ上げてから打球する。
・ボールは先ず手前コートにバウンドさせ、その後ネットを越えて相手方のコートにバウンドするようにしなければならない。
・サービスは2ポイントごとに交替する。ただし、双方の得点が8点になったときは、以後1ポイント毎に交替する。

(2) リターンのやり方

・リターンはボールが直接ネットを越えるか、サポートの外側やサポートの下方を通って相手コートに触れるように打たれたものをいい、その時、ボールがネットやサポートに触れても有効。
・ラケットを持つ手首から先に当たってリターンされてもよい。

(3) 相手側のポイントになる場合

・正規のサービスができなかった場合。
・リターンしたボールが相手コートに触れなかった場合。・ボールをボレーで返した時や続けて2回触れた場合。
・自分のコートにボールを2回バウンドさせた場合。
・テーブルを動かしたり、手がコートに触れたりした場合。
・ラケットや服がネットに触れた場合。

(4) その他日本卓球協会ルール及び細則が適用される。


ち ょ っ と ひ と こ と

*ラージボールは打球の伸びが少ないため、硬式の感覚で下がりすぎないようにしましよう。
*リターンの時に、バウンドしたボールが上がりきらないうちに打球するとやりやすくなります。
*攻めるよりも守りに徹する気持ちでゲームをすると楽しいです。


                                   《日本インディアカ協会競技規則より》



 Copyright c Shiga Amateur Sports Association. All Rights Reserved.